借金の連帯保証人は、契約途中でも解除できるか?

Q
借金の連帯保証人は契約の途中でも解除できますか?
絶対迷惑をかけないからと懇願されて、やむなく引き受けた連帯保証人ですが、やっぱり将来的に怖いので解除してほしいと思うのですが...

A
契約の途中で連帯保証人を解除するのは、残念ながら極めてムズカシイです。

とはいえ方法がゼロではありません。

 

例えば私のように、

 

債務整理専門の弁護士に依頼して法的に処理依頼を進めてもらったら、既に債務が過払いとなっていて借金自体ないことが判明した

偶然だったのかもしれませんが、コレで私は救われたからです。

 

連帯保証人はとても怖い制度

連帯保証人は

チェック お金を借りた人の債務全てを、万が一の時にはすべて弁済しなければならない

と定義されています。

 

これはかなり絶対的なもので、例えば

  • 一緒にビジネスを立ち上げ、役員として事業借入金の連帯保証人になった
  •  

  • 夫のクルマ購入の借入金の連帯保証人になったが離婚することになった
  •  

  • 住宅を購入する際に夫婦で連帯保証人になったが離婚が成立した

というような場合でも、連帯保証人を自由に降りたり変更したりするとこはできません

 

連帯保証人を一方的に解除することはできないのです。

 

唯一解除が許されるのは

債権者(融資する側)が連帯保証人を解除してもイイですよと承認した場合のみ

つまり債権者がOKしなければ、どんな事情があったとしても連帯保証人を解除することができません。

 

連帯保証人、解除の可能性

そんな連帯保証人の解除が許される可能性といえば...

あなた以上に身持ちが固く、お金持ちで、肩代わりをしてくれる人との入れ替えを債権者に承諾してもらう

でも、そんな都合の良い人が現れると思いますか?

 

しかもお金を貸す側からすれば、そんな人いたらよけいに追加の保証人にしたいでしょうし、あなたの連帯保証を解除してくれないかもしれません。

 

つまり連帯保証人を契約途中で解除するのは極めて難しいということです。

 

ですが例外となるケースがあります。

 

例えばですが

既に債務が完済していた場合

主たる債務者が毎月返済をしていて、既に過払いとなっていたケースです

 

このような場合は、債務自体がなくなっているので連帯保証人の役割も消滅します。

 

私は偶然にもこのパターンでした。

 

しかもこのことは債務整理専門の弁護士さんに法的解決をお願いして、裁判になってから初めてわかったことでした。

 

この事実が裁判の経過中に判明して、私は助けられました。

 

なのであなたも契約の途中で連帯保証人を解除したいと思ったら、まずは債務整理専門の弁護士に相談してみたほうが良いと思います。

 

可能性はゼロではないと思いますので。

 

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連帯保証人は絶対ダメ!

連帯保証人の恐ろしさ、アナタもある程度は知っていたハズです。

 

なのに情に流されて引き受けてしまった...ということは現実にはありますよね。

 

かくいう私もその1人です。

 

友人に懇願されて、ついつい変な男気を出して引き受けてしまいました、保証人を...。

 

 

最初のうちはイイんです。

 

本人も事業資金として融資を受けただけで、そんなにお金に困っている感じでもありませんでしたから。

 

でもそのうちだんだんと...資金繰りが行き詰まってくるんですね。

 

  • そうなると返済が遅れがちになり...
  •  

  • 除々に返済が滞りがちになり...
  •  

  • 返済ができないので金利分だけを返済するようになり...
  •  

  • その返済も滞る...

 

そして連帯保証人の恐怖がいよいよやってきました。

 

 

さてこれからお話するのは、私が変な男気を出して、ついつい友人の連帯保証人を引き受けてしまい、夫婦で地獄を見て、そこから奇跡的にカムバックできたお話

 

一時は連帯保証人として1,840万円を請求された私でしたが、そんな私も救われました。

 

私の連帯保証人実体験談

私の友人は自営で商売をしていました。

 

当時は商売もうまくいっていて羽振りもよく、サラリーマンの私には考えられないような遊び方や豪華な飲み方をしていました。

 

ところが、そんな豪快な金遣いと商売がうまく噛み合わなくなってしまったんです。

 

しばらくして私は、彼に懇願されて...

 

S●CGという商工ローンの『根保証人』というのを引き受けてることになりました。

 

私が35歳のときでした。

 

そのときの根保証額は500万円。

 

万が一友人が返済できなくなったときには根保証額の500万円だけを弁済するという内容だと聞かされました。

 

そのとき私は、

 

「まあ、最悪でも500万円で済むんだったら...」

 

って思ったのを記憶しています。

 

もちろん友人は、

 

「オレが君を裏切ることは絶対ナイ!絶対に大丈夫だから信用して!!」

 

といって、私を安心させるために、自分の住んでいるマンションを担保にする念書をくれたほどです。

 

もちろんそんな念書は、銀行が抵当権をつけているのでまったく効果はない(ハズだと今なら気がつく)んですが、やっぱり男気なんですよね、変な友情の証とでも言うのか。

 

それからしばらくは何事もなかったのですが...

 

 

 

 

 

1年ほどたったある日、私の自宅に一本の電話がきました...。

 

「もしもし、こちら株式会社S●CGの○○です。
あなたが根保証人の(友人)様からの返済が滞っていまして、このままでは保証人である...

 

......

 

 

 

......

 

 

 

今でも忘れることができない悪魔のような電話でした。

 

連帯保証人の解除は悪夢

 

私はすぐさま友人に連絡をしました。

 

「こんな電話がウチに来たけど、オマエ大丈夫なのか?」って。

 

友人は

 

「ごめん、ごめん...
ちょっと返済が遅れているだけだから...
でもぜんぜん大丈夫だから...
絶対に迷惑はかけないから...」

 

と電話口で繰り返すだけでした。

 

 

しかし...それ以降商工ローンからの電話は、私に直接2ヶ月おきに来るようになりました。

 

その周期がだんだんと短くなり、1ヶ月おき、1ヶ月毎に、2週間毎、1週間...

 

最終的には毎日、私の携帯が鳴るようになりました。

 

そして、私の会社にまで個人名で連絡が来るようになりました。

 

私は電話がかかってきても

 

本人が返済がすると言ってますから、もう少し待っててください

 

という友人の言葉をただ繰り返すだけ。

 

友人の両親は別の商売で成功しているので、友人も返済は大丈夫だといつも言っていました。

 

最悪の場合は親になんとかしてもらえると思っていたようです。

 

「迷惑かけてごめん、だけど、もう少しだから...」

 

友人はそういって申し訳なさそうに私にただ謝るだけ。

 

 

でも私は...商工ローン会社からの毎日の電話と、友人に対する不満のストレスで頭がおかしくなりそうでした。

 

でもそれはただのストレスでした。

 

本当の地獄はまだまだ先にあったのです。

 

 

保証人を解除してくれ!

私は友人に

 

お前が借金を返済しないから、コッチに催促の電話が来て気が狂いそう!一日も早く根保証人を解除してほしい!!


と何度も懇願しました。

 

友人もさすがにマズいと思ったのか、商工ローン会社に私の連帯保証人解除の申し入れをしてくれました。

 

ですが、返事はNo...。

 

商工ローン会社が連帯保証人解除の承諾を一切しないのです。

 

友人が私の代わりとなる別の保証人を提案しても、全然OKしません。

 

逆にその別の保証人を追加だけされられて、友人への融資枠を増やすことには応じるという話らしいのです。

 

私は連帯保証人ではなく根保証人だったのに、それでも解除はできませんでした。

 

そうこうしているうちに、友人の返済は頻繁に滞るようになっていきました。

 

そして...

 

 

突然の給与差し押さえ連絡

私の勤務先の総務部長から、私の携帯に直接連絡が入りました。

 

「君の給料差し押さえ命令が裁判所から届いたぞ!
 いったいどうなっているんだ!!」

 

 

......

 

 

......

 

 

「会社人生終わったな...」

 

連帯保証人で出世を棒に振る

 

私はそう思いました。

 

商工ローン会社は、友人からの返済が3ヶ月以上滞って本人に直接連絡がつかなくなったので、根保証人であった私に対し法的措置に出たのです。

 

会社に届いた裁判所通知は、すぐに私の自宅にも届きました。

 

140万円に到達するまで、給与の25%を差し押さえする

 

と書かれていました。

 

そして商工ローン会社からは、更にこんな通知が別の内容証明郵便で届きました。

 

債務者(友人名)の債権額1,700万円のすべてを貴方に請求します。
返済のための別契約を今スグ当社と取り交わししてください。

 

500万円の根保証額どころか、友人の借金すべてを私に弁済して支払えというのです。

 

そしてその内容を承諾する契約書を、新たに取り交わししに来いというのです。

 

『そんな...メチャクチャだっ!!!』

 

そう叫んだところで、状況はまるで変わりません。

 

でも当時は私もイイ歳でしたし、仕事上営業経験も豊富でしたから、自分でなんとか解決できるだろうと思っていました。

 

さまざまな債務整理の本を図書館で借りたり、書店で立ち読みしたりして、なんとか理論武装して商工ローン会社に誠意をもって交渉し、その苦しみから開放されよう、逃れようと話し合いをしたりFAXやメールを送ったりしていました。

 

ですが、法的には商工ローン会社のほうが完全に優位な契約になっていたのです。

 

商工ローン会社は、私の申し入れに対して一切妥協してくれませんでした。

 

ただただ

  • 1700万円の返済のための再契約をいつ結びにくるのか
  •  

  • 再契約しなければ住宅を差し押さえする

と執拗に言われました。

 

毎日の電話は当たり前で、遂には自宅に夜9時すぎに社員が取り立て催促にくる始末でした。

 

給料差し押えで生活は困窮

給料の差押えは強制ですから、毎月手元に17〜8万円ほどしか残りませんでした。

 

ボーナスを含め、手取り額の25%は確実に差し押さえされてしまうわけです。

 

もちろん購入していたマンションの支払いや、車のローンだってありました。

 

毎月の暮らしは、貧しいどころか困窮を極めました。

 

 

私に残された唯一の希望は...当時新聞を賑わしていたグレーゾーン金利という言葉だけでした。

 

 

それからほどなくして...

 

友人から連絡が一切なくなりました。

 

彼は...夜逃げしたのです。

 

私に何の言葉を残すこともなく...

 

連帯保証人が夜逃げ

 

八方塞がりの恐怖

もうオレ一人ではどうすることもできない...

 

本気で私はそう思いました。

 

完全に追い詰められた私は、インターネットで様々な情報を検索し「債務整理に強い弁護士さん」の検索をしていました。

 

そして良さそうな弁護士さんを見つけすぐさま連絡をし、

 

「なんとか相談に乗ってほしい...」

 

とお願いをしてみました。

 

その弁護士の先生は私の話をすべて聞いたのち、弁護を引き受けるとは言ってくれましたが、同時に

 

「着手にあたっては40万円の前受預り金が必要です」

 

とも言いました。

 

私にはもう、他に相談するアテがありませんでした。

 

そして最後のチャンスだと思って、なんとか40万円を工面し入金しました。

 

 

 

すると...

 

 

 

......

 

 

 

その翌日から一切の取り立て連絡がなくなりました。

 

あれほど執拗に携帯に催促のTELが来ていたのに...自宅に担当者が突然来たりしていた(違法行為ですが)のも、ピタッとなくなったのです。

 

私はとても、とても久しぶりに...

 

携帯電話が鳴りディスプレイに表示される悪夢の会社名を見る恐怖から開放されました。

 

それだけで、かなり心がやすらぎました。

 

これはお金にも代えがたいものでした。

 

弁護士さんに...

弁護士さんに依頼してからは、すべての経過報告は弁護士さんから来るようになりました。

 

すべては弁護士さんによって粛々と進められ、私はたまぁーに経過報告連絡を電話でもらうだけで、何もすることはありませんでした。

 

そしてすべて弁護士さんにお任せのまま...裁判となりました。

 

裁判となってからも、相手の商工ローン会社は執拗かつ理不尽な主張を弁護士さんや法定で繰り返していたようです。

 

そんなことが影響して、結果的にほぼ1年にわたる長期戦となりました。

 

でも私はその間何もすることはありませんでした。

 

2ヶ月に一度ほど、弁護士さんから経過報告を電話で受けるだけで、追加のお金などもかかりませんでした。

 

またその裁判中に意外な事実もわかったのです。

 

友人は、私以外にも多くの人に保証人を引き受け依頼していました。

 

そんな保証人の中にはお金持ちのお医者さんなどもいて、医院や家などを抵当に入れていたため、それを守るために肩代わり返済をしていたのです。

 

つまり、私が支払わなければならないお金なんて...

 

法的には既に無くなっていて、もう何も返済しなくて良い状態だったのです。

 

なのにも関わらず、商工ローン会社は私に対して再契約を迫り、強引に私から取り立てをしようとしていたんです

 

結局裁判は1年以上かかりましたが、最終的には

 

  • 差押えられた給料140万円のうち、103万円を商工ローン会社が私に払い戻す

  • その他の私の債務(1700万円)は今後一切ナシ

 

という和解案が裁判所から提示されました。

 

私は弁護士さんの勧めもあり、その和解条件を受けることにしました。

 

結果的には...

結果的に弁護士さんの費用も1年以上かかったにもかかわらず、最後の精算では着手金40万円から8万円ほど返済されてきました。

 

私が商工ローン会社に背負わされそうになった借金1,840万円は、

  •  給与差し押えから返還された分を除く金額37万円
  •  弁護士費用32万円

総額69万円で完全精算できたのです。

 

そして一切の借金はなくなり、私の持ち家マンションに対する抵当も外れ、私と妻は晴れやかに過ごせる毎日を取り戻すことができました。

 

借金の心配は...

 

債務整理専門の弁護士さんに相談したおかげで完全になくなりました。

 

その後の取り立てや連絡、心の不安もキレイさっぱりなくなりました。

 

私は本当に借金地獄から開放されたのです。

 

その後の人生は...

ですがすべてがうまくいったわけではありません。

 

その最たるものとして...

 

私の会社での出世は、完全に閉ざされました

 

会社は、社員には罪がなく保証人を引き受けただけであっても、給料を差押えられた履歴のある社員を認めないのです。

 

もちろん給料差し押さえだけなら、会社をクビになったりはしません。

 

それだけでクビにすると法的に問題で、会社側が訴えられると裁判で負けるからです。

 

ですが昇給や昇進はなくなりますね、実際には

 

私はこの一件があってから、社内では

  • 会社でどんな良い業績を残しても評価は『並』のまま。
  •  

  • じわじわと部下が私を追い越して昇進するようになった。

という状態になってしまいました。

 

そのため会社には居づらくなり、結局は退社しました。

 

せめて給料差押えになる前に、弁護士さんに相談しておけば...そう思っても、後の祭りなんですよね...

 

連帯保証人で人生崩壊するくらいなら早めに決断!

もし今、あなたが連帯保証人のことで苦しんでいるのなら...

 

私は今スグに弁護士さんに相談することをおすすめします。

 

そうすればあなたも私のように救われる可能性があるからです。

 

 

私の友人は今でも行方不明です。

 

私も今は探すことなんてしていませんが、この心の気まずさは一生消えないでしょう。

 

最悪になる前に、キチンと正しい最善の予防策を取ること。

 

法律の専門家に相談するのは、追いつめられてからでは遅いのです

 

 

かといって、公共の無料相談はびっくりするほど使えません

 

私も法テラスの無料相談に行ってみましたが、結局当たり障りのない解答しかもらえなくて、

 

『もっと詳しく相談したいのなら、(無料ではなく)個別に相談(依頼)に来てください』

 

という感じの応対でした。

 

 

だから私は最初から、債務整理専門の弁護士さんをネットで探して相談してみるのがイイと思いうのです。

 

ネットだと最初は顔を合わせる気まずさもありませんし、メールで気軽にやり取りできるので気が楽です。

 

それで相性が合いそうだったら電話してみるのがイイと思います。

 

試しに債務整理のプロに相談してみるだけでも心が安らぎますよ。